バイクガイドな日々

バイクの事、通販のことなど

危険な発電機が販売され続けています

先日から会社でポータブル発電機の販売を開始しました。

日本国内で発電機を販売する場合、特定の手続きが必要になります。

なぜなら発電機が「特定電気用品」に該当するから。

 

発電機が既に完成しているのであれば、販売するのに

必要なステップは二つ。

 

経済産業省への届出申請

基準適合確認

 

この二つです。

 

届出は発電機の販売開始から30日以内に行う必要があります。

当然事前に届けるのはOK。

 

届出に審査があるわけではないので、所定の雛形に記入して

提出すれば、許可のハンコが押された書類を頂くことが出来ます。

 

問題は基準適合確認です。

 

発電機の基準適合確認が出来る期間は国内外を含めて三ヶ所。

 

日本のJET

中国のCQC

ドイツのTUV LGA

 

いずれかの検査機関で発電機を検査し、検査を合格すると

初めて、発電機の販売をすることが出来ます。

 

しかし、残念ながら、大手のECサイトで販売されている発電機を見てみると

基準適合確認が取れてない物が多数出品されています。

 

これは何故なのか?と言えば、海外から色々な商品を輸入し

販売している商社が参入しているから。

 

3.11の震災当時、それまで自分たちの生活とは縁がなかった

停電がおこりました。

 

電気の無い生活は不安をかきたて、発電機の需要が増えました。

震災需要を見逃さなかったのが、輸入商社です。

 

国内メーカーの900Wの発電機の相場は12万円前後。

 

しかし、今では5万円以下で販売されている発電機も存在します。

 

海外製、具体的には中国製の発電機は瞬く間に

インターネット通販業界を席巻しました。

 

中国と取引のある私の会社も中国の工場から

発電機の営業を受けることがありました。

 

聞けばPSEの認証を取得した発電機とのこと。

認証を取得しているのであれば、検査機関に問い合わせれば

確認を取ることが出来ます。

 

早速認証を取得したと思われる中国の検査機関 CQCに

問い合わせてみると、その工場の名前で認証は取得されて

いませんでした。

 

明らかに私の会社に営業をかけてきた発電機工場の発電機が

ECサイトを中心に販売されています。

 

発電機本体には、PSEマークと検査機関であるCQCのロゴが

印刷されたステッカーが貼ってあります。

 

しかし、確認をとってみればPSEを取得した発電機でありません。

 

一般のユーザーはこの事には気がつきません。

しらずしらずに、危険な発電機を使い続けているのです。

 

震災需要という言葉も、なかなか聞かなくなりましたが、

依然としてECサイトでは発電機は人気商品のようです。

 

安易に輸入発電機に手を出すと、リスクもありますので、

充分に注意してください。

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プロフィール

相京雅行

前職はウェブコンサルタント、その前の仕事は日本マクドナルドの社員という異色の経歴を持つオートバイパーツメーカー ワールドウォーク代表。東京の下町江戸川区という立地を生かした職人ネットワークを使った品物作りと、台湾・中国など海外での生産力を使った開発を続けている。現在は生活情報サイト オールアバウトにてバイクガイドを担当。バイクの魅力を伝える活動を続けている

Masayuki Aikyo

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