バイクガイドな日々

バイクの事、通販のことなど

ホンダが利益を出し続けることが出来る理由

自動車メーカーのビック3 トヨタ・日産・ホンダの三社の中で

2009年3月期~2011年3月期の間常に利益1番だったのがホンダです。

 

2008年のリーマンショック以降、トヨタも日産も赤字になりましたが、

ホンダは黒字で踏みとどまりました。

 

なぜホンダは利益を出し続けることが出来るのか?

 

これは、ホンダが世界一ともいえるオートバイ事業を持っているからといえます。

先日、ホンダの広報担当者と話をしている際。

 

「不景気が続いている為、出来るだけ販売価格を抑えるために海外拠点での

バイクの生産を推進している」

 

というコメントを頂きました。

 

今やホンダの代名詞とも言えるスーパーカブでされ、生産は中国。

一部の車両のみ国内の熊本工場等で生産されている。

 

また、

 

「アベノミクス以降ドルレートが高くなってしまった為、

想定していたほどの車両価格の値下げが出来なかった」

 

ともコメントを頂いた。

 

つまりホンダのバイク産業は今や海外生産に依存している割合が高く

取引の際に使われるドルのレートによって、利益が大きく変わるのです。

 

リーマンショック以降、ドルレートが105円前後だったものが

80円前後まで落ち込みました。20%程度ドルのレートが下がったことで

海外から輸入する商品は20%安く仕入れることが出来るようになり、

輸出される商品は、輸出先にすれば、20%仕入が値上がりすることになるのです。

 

傾向として、円高が進むと、バイクの仕入の金額が安くなり

利益率がよくなります。

 

つまりリーマンショックの際、大幅にバイクの仕入金額は安くなり

利益率がよくなったといえるのです。

 

円高になると強みが発揮されるバイク産業

円安になると、強みが発揮される自動車産業

 

まぁ、言うほどシンプルな話にはならないとは思いますが、

このような傾向は確実にあります。

 

また、ホンダが強いのは、物作りの技術をしっかりと持っているだけでなく

その技術の高さを対外的にアピールすることが出来るマーケティング能力の

高さが挙げられます。

 

国内のバイクメーカー、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ。

最近はオールアバウトのガイドとして、あらゆるメーカーの

車両を試乗する機会がありますが、各メーカーそれぞれの魅力があります。

 

しかし、ウェブ媒体だけとってみても、車両の魅力をしっかりと

アピールできているのはホンダだけです。

 

高度成長期を支えた東京の下町工場が次々と閉鎖されてしまったのは

確かな技術力がありながら、その技術力を対外的にアピールできなかったから。

 

日本人はとかく自己アピールが苦手ですが、品物を売る為には

積極的なアピール、マーケティングが必要です。

 

ホンダのホームページは、他の3メーカーにくらべて

ユーザビリティーが良く、ユーザーが知りたい情報もしっかりと

掲載しています。

 

2015年にはF1に参戦が決定しており、

同年新規事業として飛行機の販売がスタートします。

 

対外的に技術力の高さをアピールするF1の参戦。

多角経営を進める新規事業への参入。

 

ホンダの戦略は今後も磐石の構えといえるでしょう。

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前  

 

メールアドレス  

 

URL  

 

コメント

トラックバックURL: 
プロフィール

相京雅行

前職はウェブコンサルタント、その前の仕事は日本マクドナルドの社員という異色の経歴を持つオートバイパーツメーカー ワールドウォーク代表。東京の下町江戸川区という立地を生かした職人ネットワークを使った品物作りと、台湾・中国など海外での生産力を使った開発を続けている。現在は生活情報サイト オールアバウトにてバイクガイドを担当。バイクの魅力を伝える活動を続けている

Masayuki Aikyo

バナーを作成

バイク好きな人は是非facebookでもつながってください
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報