バイクガイドな日々

バイクの事、通販のことなど

リターンライダーの事故が急増している理由とは?

先日、佐川健太郎さんのリターンライダーの事故が急増している

ホントの理由と言う内容の記事を拝見した。

 

こちらの記事では、体力やバイクの性能の変化に感覚が追いつかず、

単純な操作ミスなどで命を落とすケースが多い、と新聞などでは報道されているが

以前に比べて大型二輪免許の取得が容易になった事で、未熟な腕で

高性能なバイクの運転をしてしまうことを一つの問題としてあげている。

 

リターンライダー世代が憧れるバイクと言えば

大きな割合を占めるのがハーレーダビッドソンかスーパースポーツバイクだろう。

 

どちらも非常に高額なバイクではあるが、子育てが一段落し

収入もある程度あるリターンライダー層にとっては手が届かない

モデルではない為、大型自動二輪免許を取得して一台目に購入する

というユーザーも少なくはないだろう。

 

現在大型自動二輪免許の取得にあたり教習車になっているのは

ホンダのCB750かNC750Xが大半だ。

どちらのバイクも非常に扱いやすく、性能も日本の道路を走るのには調度良い性能だ。

 

それに対してハーレーダビッドソンのバイクは

曲がる、止まるという制動能力が国産バイクと比べて低いと言わざる得ない。

熟練ライダーならまだしも、リターンライダーが大型二輪免許をとって

ハーレーダビッドソンを買ってもいきなり無茶な運転はできないだろう。

 

問題になるのはスーパースポーツバイクである。

 

最近試乗インプレッションのコンテンツで二台のバイクを一週間ずつ試乗した

ホンダのCBR1000RRとスズキのGSX-R1000だ。

どちらのバイクもそのままサーキットに持ち込んでも、そこそこのタイムを

たたき出す事が出来るスーパースポーツバイクだ。

 

さぞかしシビアなセッティングになっているのかなと思ったが

そんな事は一切ない。一般公道を走っても乗りやすいのだ。

 

昔に比べてバイクには様々なセンサーが取り付けられライダーをサポートする。

結果的に昔のバイクに比べて非常に扱いやすくなっている。

感覚としては運転していて「うまくなった気がする」のだ。

 

この「うまくなった気がする」という状態は非常にヤバイ。

 

自分のスキルの幅を越えた運転をしてしまい事故を起こしてしまうのだ。

 

二輪車の事故が増えて二輪車走行禁止になった山道が沢山あるが

山道で事故を起こした車両を聞いてみれば高性能なスポーツバイクがほとんどだ。

 

スーパースポーツバイクは制限速度内で走行しても楽しい。

だが残念なことに山道に行けば、スポーツ走行を楽しんでいるライダーを多く目にするが

一般のライダーや車のユーザーにとても迷惑な行為だ。

 

意外と知られていないがサーキットの走行の障壁はそこまで高くない。

憧れのスーパーバイクを手に入れたなら、迷惑をかける一般公道で走るのでなく

安全なサーキットでの走行をお勧めしたい。

 

今更大型二輪免許の取得を教習所で取れなくして

本当にスキルのあるライダーだけが大型二輪に乗れるようにする

というのはもはや現実的ではない。

 

官民一体となって2020年までにバイクの販売台数を100万台にするという

計画が進められている。その中で目標にされているのがライダーのマナーアップだ。

 

大型バイクに乗る心得。

スポーツ走行したいならサーキット。

 

小さな事だがこういった事を教習所で教えていくことで

少し現実が変わっていくのではないだろうか。

 

この記事に関連する記事一覧

コメント1件

  1. ケイン883 より:

    自分も40歳過ぎてから大型バイクの免許を取り、スポーツスター1200Lに乗る50歳のリターンライダーです。

    最近のスポーツバイクはトラクションコントロールやABSなどハイテクで扱い易く、ライディングスキルが低くても自分の限界を超えたスピードが簡単に出せてしまい一般道で自分の気持ちを抑えるのにストレスを感じますね。

    その点で言うと、スポーツスターはエンジンの音もドコドコ聞こえる60kmから80kmのスピードで流すのが楽しく性に合ってます。

    ただ、スーパースポーツや重いハーレーに乗るにも体力の落ちた中高年の身体だと車体にしがみついているだけで楽しさ半減なので、腹筋と背筋を鍛え直すだけでも腰の座ったバイクと一体感のあるライディングが楽しめると思う今日この頃です。

コメントフォーム

名前  

 

メールアドレス  

 

URL  

 

コメント

トラックバックURL: 
プロフィール

相京雅行

前職はウェブコンサルタント、その前の仕事は日本マクドナルドの社員という異色の経歴を持つオートバイパーツメーカー ワールドウォーク代表。東京の下町江戸川区という立地を生かした職人ネットワークを使った品物作りと、台湾・中国など海外での生産力を使った開発を続けている。現在は生活情報サイト オールアバウトにてバイクガイドを担当。バイクの魅力を伝える活動を続けている

Masayuki Aikyo

バナーを作成

バイク好きな人は是非facebookでもつながってください
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
カテゴリー
メタ情報