バイクガイドな日々

バイクの事、通販のことなど

メイドインジャパンの50ccスクーター レッツは売れるか?

スズキは自社の50ccスクーター レッツを約10年ぶりに

モデルチェンジすることを発表しました。

 

既にメーカーホームページにはレッツの商品紹介ページが

公開されていますが、目立つのが「Made in japan」の表記です。

 

ホンダは2014年2月に12年ぶりとなる

新型原付DUNKを発表し、街中で見かける機会も増えてきました。

同車はベトナムで生産されています。

 

ヤマハが2012年10月から販売する原付BW'Sは

個性的なルックスがコアなユーザーに受け入れられています。

こちらは台湾で生産されています。

 

このように現在、原付生産のほとんどは海外生産となっています。

 

その中で、スズキはメイドインジャパンで原付を生産し

販売することを決定しました。

 

しかし、これは今までのスズキの流れの中でも特別なことではありません。

前のモデルのレッツ4も一時は生産を中国に委託していたものの、すぐに国産に

切り替えました。

 

私も仕事柄バイクに乗っている方とお話をすることが多いのですが、

やはり未だにメイドインジャパン信者は多く、日本製バイクを求めている

ユーザーは多いように感じます。

 

しかし、そういった需要とは逆行するかのように、排気量の小さい

エントリーモデルに関しては、安価にする為に海外生産になっている

現状があります。

 

結果的にメイドインジャパンが欲しいけれど、安価なほうが魅力。

ということで、海外生産モデルは受け入れられています。

 

では今回のスズキのレッツは売れるのか?

私は売れると予想しています。

 

その理由の一つが価格です。

 

レッツは15万4400円。

前述したホンダのDUNKは21万4920円

ヤマハのBW'Sは23万2200円

 

各車種それぞれ装備が違う為、一概には比べられてませんが、

海外生産のバイクと比べても価格はかなり安くおさえられています。

 

中国で生産され、価格が安く人気のホンダ トゥディでさえ

販売価格は13万8240円。

 

その差たったの1万6160円です。

 

たった1万円弱の差であれば、中国製よりも国産が欲しいという

ユーザーは圧倒的に多いはずです。

 

メイドインジャパンの車両と海外生産車両の価格があまり変わらない

背景の一つにはアベノミクスの影響である円安傾向が挙げられると思います。

 

数年前まで1ドル90円台だった日本円のレートは現在120円前後まで跳ね上がっており

ドルでの取引となる輸入の場合、レートの変更だけで原価が30%も跳ね上がっています。

 

結果的に海外工場で生産した車両に関しては、計算よりも高い原価に

なってしまったという現状があります。

 

また、レッツはメイドインジャパンと言っても、部品の生産はあくまで海外

組み立てを国内でやるという事のようです。

 

原付の生産のほとんどをまかなっているアジア圏の人件費はどんどん

高額になっており、組み立てまで海外でやらせて多少安くするよりは

しっかりと国内で組み立てて「メイドインジャパン」で販売したほうが

売りやすいというマーケティング上の理由も見えてきます。

 

排気量別にバイクの販売台数を見てみれば、その半数以上は

50cc以下の原付車両となっています。

 

最近は原付2種クラスの人気の高まりから、売上げ台数に

陰りが出てきていた50cc原付クラス。

 

レッツの販売台数がどこまで伸びるのか?注目です。

 

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コメント1件

  1. ケイン883 より:

    レッツやDUNK、通勤や買い物に良いバイクですね。

    ただ、原動機付バイクの30km法令速度制限で国道を走るのは怖いですしクルマから見ても走るシケインとなり気を遣いますので、法改正して貰いたいですね。

    そんな私はアドレスV100を近所の足代わりに重宝しております。

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プロフィール

相京雅行

前職はウェブコンサルタント、その前の仕事は日本マクドナルドの社員という異色の経歴を持つオートバイパーツメーカー ワールドウォーク代表。東京の下町江戸川区という立地を生かした職人ネットワークを使った品物作りと、台湾・中国など海外での生産力を使った開発を続けている。現在は生活情報サイト オールアバウトにてバイクガイドを担当。バイクの魅力を伝える活動を続けている

Masayuki Aikyo

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